「何を着ればいいか分からない」「若作りに見えないか不安」「昔のサイズのまま着ている」。40代・50代のメンズファッションで、こんな悩みはありませんか。
先に、結論です。
- 流行より、今の体に合うサイズと、手入れされた状態を優先します
- 色は3色以内にして、首元に白などの明るさを足します
- 靴・バッグ・時計を整えると、服を変えなくても印象が整います
- トレンドは1点だけ。若く見せるより、整っていることを目指します
体型の数字は、厚生労働省の調査をもとにしています。服の選び方は、選ぶときの目安として紹介します。アイテムごとの出典は、リンク先の記事の参考資料に載せています。
40代・50代の基本コーデは?|迷ったら、まずこの2セット
最初の写真の左が40代、右が50代の例です。どちらも、服の色は3色以内で、首元に白を入れています。
40代の例(写真の左) ネイビーのクルーネックニット(首元に白いシャツの襟)+ベージュのチノパンツ+白いスニーカー 色:ネイビー・白・ベージュ
50代の例(写真の右) グレーのジャケット+白いシャツ+チャコールグレーのパンツ+茶色の革靴 色:グレー・チャコール・白
冬は、上にコートを足します。コートの選び方は「冬のアウターの選び方」で解説しています。通勤の組み方は「冬のオフィスカジュアル(メンズ)」です。
基準1:サイズは、どう選ぶ?|昔のサイズではなく、今の体に合わせる
体型は、年齢とともに変わります。厚生労働省の「令和6年 国民健康・栄養調査」では、BMIが25以上の男性は、20代で21.0%、40代で35.8%、50代で38.3%でした。昔と同じサイズのまま着ていると、合わなくなっていることがあります。
服のサイズは、BMIではなく、肩幅や身幅などの寸法で決まります。体型の数字より、今の体に服が合っているかを見ます。
- 肩の縫い目が、自分の肩の端に乗っているか
- 袖丈が、手首の骨のあたりに来ているか
- パンツやシャツは、座ったときに苦しくないか
体型をカバーしようと全体を大きめにすると、肩が落ちて、かえって大きく見えます。ゆとりは、肩ではなく身幅で持たせます。くわしい見方は「男性服のサイズ感の見方」にあります。

基準2:清潔感は、何で決まる?|服の手入れで決まる
清潔感を左右するのは、デザインよりも、生地の状態です。
- 毛玉のあるニットは、増える前に取る。取れないものは、買い替える
- シワのあるシャツは、アイロンで整える
- 首元が伸びたTシャツや、色あせた服は、思い切って処分する
- 洗い方は、タグの洗濯表示で確認する

手入れの方法は、次の記事に出典つきでまとめています。
- タグの記号:「洗濯表示の読み方」
- ニット:「ニットの洗い方(メンズ)」
- コート・ダウン:「コート・ダウンの手入れ方法」
- 秋冬服を出すとき:「秋冬の衣替え」
基準3:色は、何色を選ぶ?|3色以内にして、首元に白を足す
黒や濃紺の一色でそろえると、重たい印象になりやすくなります。服の色は、白やグレーも含めて3色以内にして、顔まわりに明るさを足します。
写真の左は、黒のニット、ダークネイビーのパンツ、黒の靴で、全身が暗い色です。右は、ネイビーのニットに白いシャツの襟を見せ、ベージュのパンツを合わせています。服の色は、ネイビー・白・ベージュの3色です。

- インナーに白やライトグレーを入れて、顔まわりを明るくする
- ベージュ、キャメル、カーキなど、肌になじむ色を1点加える
色の決め方は「着痩せする色(メンズ)」でも解説しています。
基準4:素材は、何を選ぶ?|ハリのある生地で、形を整える
薄手でテロッとした生地や、毛玉のできたニットは、体のラインを拾いやすく、だらしなく見える原因になります。ウールミックス、コーデュロイ、濃いめのデニムなど、ハリのある素材を選ぶと、形が整って見えます。
写真の左は、やわらかい生地のジャケットで、肩から身頃へ、生地が落ちるように下がっています。右は、ハリのある生地のジャケットで、肩から身頃まで形が保たれています。

基準5:靴・バッグ・時計は、どう整える?|高価でなくてよい
小物は、服よりも、手入れの状態が表れます。スエードの靴は、ブラシや防水スプレーを使う「スエード靴の手入れ」で、普段の手入れと濡れたときの対処を紹介しています。
- 靴:汚れや、かかとのすり減りを直す。清潔なスニーカーか、手入れされた革靴にする
- バッグ:ボロボロのリュックや、くたびれたショルダーを避ける
- 時計・ベルト:派手なものより、シンプルで手入れされたものを選ぶ

基準6:トレンドは、どこまで取り入れる?|1点だけ。ロゴと柄は控えめに
流行を、全身で追う必要はありません。取り入れるなら、1点だけにします。大きなロゴや派手なプリントは、年齢に対して浮きやすいので、無地を基本にして、柄物は1点にとどめます。どの1点から取り入れるかは、「ファッショントレンドの追い方(メンズ)」で解説しています。今年(2026年秋冬)の流れは、「2026年秋冬のメンズトレンド」でまとめています。
40代と50代で、考え方はどう違う?
- 40代:清潔感を最優先に、サイズと状態を整えます。トレンドは1点だけで十分です
- 50代:無理に若作りせず、「手入れされている」ことを重視します。質の良い靴や時計など、小物を整えます
忘年会など、冬の集まりの服装は、「忘年会の服装(メンズ)」で解説しています。
どちらも、「若く見せる」ことより、「整っている」ことを目指します。場面別の例は「秋の初デートの服装」でも紹介しています。授業・会議・式典と場面が変わる仕事の例は、「大学教授のファッション(メンズ)」で紹介しています。
悩み別・季節別に、読む記事
体型で選ぶ
- 何が似合うか分からない:「体型別・似合う服の選び方」
- お腹まわりが気になる(パンツ):「ぽっちゃりメンズのパンツ選び」
- お腹まわりが気になる(ニット):「ぽっちゃりメンズのニット選び」
- お腹まわりが気になる(シャツ):「ぽっちゃりメンズのシャツ選び」
- 大きいサイズ:「大きいサイズ メンズのコーデ」
- コーデの傾向を数字で見る(ぽっちゃり):「ぽっちゃりメンズのコーデ例50件」
- コーデの傾向を数字で見る(痩せ型):「痩せ型メンズのコーデ例43件」
秋の着こなし
冬の着こなし
- アウター:「冬のアウターの選び方」
- ぽっちゃり:「ぽっちゃりメンズの冬コーデ」
- 痩せ型:「痩せ型・細身メンズの冬コーデ」
- 大きいサイズ:「大きいサイズ メンズの冬服」
- 通勤:「冬のオフィスカジュアル(メンズ)」
- インナー・汗冷え:「男性の冬のインナーの選び方」
- 雪や凍結の日:「雪の日の服装(メンズ)」
気温で選ぶ
「痩せてから買う」と考える必要はありません。今の体に合う服を選び、手入れをするだけで、印象は変わります。




















