似合う服がわからない男性へ|体型別に見直すサイズ・色・素材

似合う服がわからない男性へ。ぽっちゃり・痩せ型・大きめ・普通の4体型を入口に、肩・身幅・丈、色、素材を確かめる順番をまとめました。20代・30代を含む掲載コーデから、体型や年齢に縛られず好みと場面に合う服を探し、手持ちから1点ずつ試す方法を紹介します。

左からぽっちゃり、痩せ型、大きめ、普通体型の男性が、それぞれ体型に合う服で街を歩く

「いいと思って買った服なのに、自分が着るとしっくりこない」。そんなときは、服を買い足す前に、着る場面と、気になる部分を一つずつ整理してみてください。

先に、結論です。

  • 着る場面と、好きな雰囲気から決めます。 体型や年齢だけで、着る服を絞る必要はありません
  • サイズは、肩・身幅・丈と、動いたときの着心地を確かめます。M・Lの表示だけでは決めません
  • 4体型の案内は、気になる部分を探す入口です。細さを生かす、ゆったり着るなど、本人の好みを優先します
  • 全身を買い直さず、丈・色・素材のどれか1点を変えて、手持ちの服と比べます

サイズ表や品質表示は公式資料をもとに、着こなしは選ぶときの目安として紹介します。「似合う」の答えを体型だけで決めず、着やすさと、好きだと思える組み合わせを探していきます。

「何となく違う」は、どこから見直す?

まずは、仕事で着るのか、散歩や買い物に着るのか、食事に出かけるのかを決めます。同じ服でも、歩きやすさを優先する日と、襟付きの服を着たい日では、合わせ方が変わります。

次に、いつもの靴まで履いて全身を見ます。「全部が似合わない」と考えるより、次のどこが気になるかを選ぶと、試すことがはっきりします。

  • 肩やお腹が突っ張る、袖や裾が余る → サイズから確かめる
  • 形は好きだけれど、色の組み合わせに迷う → 色を1点入れ替える
  • 色も形も好きだけれど、雰囲気を変えたい → 生地の厚みや表面の質感を変える
肩が落ちるシャツと肩が合うシャツの比較、ベージュ・白・ネイビーの3色コーデ、ベージュのシャツの生地のアップ

サイズは、手持ちの着やすい服とどう比べる?

ユニクロの案内では、「商品サイズ」は服そのものの寸法、「ヌード寸法」は衣類を着ていない体の寸法です。同じM・Lでも、商品のデザインによって着用感は異なります。

無印良品の案内にも、服の仕上がり寸法と体の対応サイズは、別に示されています。服の横幅と体の一周の長さを、そのまま同じ数字として比べないようにします。

家では、よく着るシャツや羽織りを平らに置き、買う店の測り方に合わせて、肩幅・身幅・着丈・袖丈を比べます。

ベージュのシャツを平置きした背面の写真を4分割し、肩幅・身幅・着丈・袖丈の名前と寸法線を重ねている

試着では、次の順で確かめる方法を提案します。

  1. 肩の縫い目が肩先に合う形を基準にし、腕を前に出して突っ張らないか見る
  2. ボタンを閉め、胸やお腹に引っ張られるシワが出ないか見る
  3. 袖口や裾の位置を見て、座ったときにも苦しくないか確かめる
ベージュのシャツとチャコールのパンツを着た同じ男性が、腕を前に出す、正面から胸腹を見る、椅子に座る動作を並べた写真

パンツのウエストは、指が2本入る程度を出発点に、座ったときの楽さも見ます。裾は、靴に軽く触れるか、くるぶしがわずかに見える程度から比べましょう。詳しい見方は「男性服のサイズ感の見方」にまとめています。

4つの体型から、先に見る部分を選ぶ

分類にぴったり当てはめる必要はありません。お腹に丸みがあり、肩幅も広い方なら、両方の項目から、今の服で気になる部分を読んでください。

ぽっちゃり:お腹のゆとりと、裾の収まりを見る

ボタンの間が開くなら、まずはお腹まわりのゆとりを確かめます。肩を合わせたまま身幅を取れる形を探し、サイズを上げたら、袖や着丈も見直します。

  • お腹に沿う薄い生地が気になるときは、ハリのあるシャツや羽織りから試す
  • パンツの形に迷ったら、太ももに余裕があり、裾へ緩やかに細くなるテーパードから比べる
  • ゆったり着たいときも、裾が靴の上でたまりすぎないかを見る

前開きの羽織りも選択肢の一つです。細く見せることを目標にせず、好きなゆとりと、動きやすさを両立させましょう。

オリーブ色のシャツジャケットを前開きにし、チャコールのパンツを合わせたぽっちゃり男性

ボタンまわりは「ぽっちゃりメンズのシャツ選び」、パンツの形は「ぽっちゃりメンズのパンツ選び」で詳しく解説しています。

痩せ型:線を生かすか、厚みを足すかを選ぶ

細さを生かしたい日と、服に厚みを出したい日では、選ぶ組み合わせも変えられます。まず肩と袖丈を合わせ、そのうえで、好みの量感を探します。

  • すっきり着たい日は、重ねる枚数を抑え、身幅が余りすぎない形を選ぶ
  • 厚みを足したい日は、編み目のあるニットや、ハリのある羽織りを1点足す
  • 重ね着をするときは、外側の服を着ても、肩と腕が動かせるか確かめる

身幅を大きくする方法と、素材の厚みを変える方法は、分けて試してみてください。同じサイズでも、服の形の出方を比べやすくなります。

オリーブの羽織り、生成りのニット、淡いシャツを重ねた痩せ型男性

寒い日の重ね方は「痩せ型・細身メンズの冬コーデ」で案内しています。

大きめ体型:幅だけでなく、袖丈と着丈も見る

身長が高い方や肩幅のある方は、身幅が足りても、袖や着丈が足りないことがあります。大きいサイズへ順に上げるだけでなく、長さと幅を別々に確かめます。

  • 腕を前に出して、肩や背中が突っ張らないか見る
  • 袖口の位置と、座ったときの裾の上がり方を見る
  • 幅は合うのに丈が足りないときは、別の型や丈の選択肢も探す

色を変えたいなら、濃い色の上下に、ベージュやグレーを1点組み合わせる方法もあります。通販での寸法の比べ方は「大きいサイズ メンズのコーデ」をご覧ください。

ブルーグレーのジャケットと淡いブルーのシャツ、チャコールのパンツを着た大きめ体型の男性

普通体型:気に入っている形を残し、変える場所を決める

「普通体型なら何でも合う」とは考えず、肩・身幅・丈を同じように確かめます。今の服が好きなら、そのまま着続けて構いません。

  • 落ち着いた服が好きなら、色数を抑えたまま、ニットや羽織りの質感を変える
  • 色を楽しみたいなら、トップスや小物のどちらか1点を入れ替える
  • 形を変えたいなら、上半身はそのままで、パンツの幅を比べる

「無難」を抜け出すことよりも、自分がどこを変えたいかを出発点にします。

濃紺のジャケットに深緑のニット、グレーのパンツとブラウンのバッグを合わせた普通体型の男性

色と素材は、何を基準に選ぶ?

配色に迷うときは、白やグレーも含めて3色以内から試します。好きな服を1着決め、ほかの服と靴、小物を、その3色に近い色でそろえる方法です。

落ち着いた組み合わせ ネイビーの羽織り+白のカットソー+グレーのパンツ+ネイビーのスニーカー 色:ネイビー・白・グレー

色を1点試す組み合わせ グレーの羽織り+深緑のニット+グレーのパンツ+グレーのスニーカー 色:グレー・深緑

同じ男性の配色比較。左は紺の羽織りと白のトップス、グレーのパンツ、紺の靴。右はグレーの羽織りと深緑のニット、グレーのパンツと靴

黒い服が多く、顔まわりに明るさを足したいなら、白やライトグレーを首元に置いて比べます。色の決め方は「着痩せする色(メンズ)」でも解説しています。

素材は、名前と、着たときの形を分けて見ます。消費者庁の案内では、上衣の組成表示は、繊維の名称と割合を示すものです。「綿だから、どれも同じ形になる」と決めず、ハリや厚みは、実物でも確かめましょう。

形を出したいなら、ハリのある生地から比べます。首元の肌触りや洗い方まで確かめたい方は「ニットの洗い方(メンズ)」を参考にしてください。

消費者庁は、服を買うときにも取扱表示を確かめるよう案内しています。家で洗いたい服は、購入前にタグを見ましょう。記号の意味は「洗濯表示の読み方」で解説しています。

年代や好みが近い着こなしは、どう探す?

NOT MODELでは、年代・体型・季節・場面から着こなしを探せます。20代・30代も含め、年齢だけで雰囲気を決めず、好きな服や出かける場所が近い例を見てみてください。20代の服選びを場面から考えたい方は「20代メンズファッションの選び方」も参考にしてください。

組み合わせを全部まねる必要はありません。赤ニットだけ、羽織りの丈だけ、という見方でも十分です。40代・50代の服選びをまとめて見たい方は「40代・50代メンズのファッション」もご覧ください。

掲載LOOKのプロフィールの身長・体重は、購入サイズを決めるための実測データとしては使わず、ご自身の服の寸法と試着で確かめます。今日は手持ちの一組から、丈・色・素材のどれか一つを変え、同じ姿勢と明るさで鏡を見比べてみてください。

参考資料

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