大きいサイズ メンズのコーデ|重く見えない着こなしの基本と、サイズ表・通販の選び方

大きいサイズ メンズのコーデを、身長・骨格が大きい男性向けに解説。肩・袖丈・着丈を合わせる着こなしの5つの基本、休日・食事・冬の組み合わせ例、サイズ表の見方、通販で返品条件を確認する方法を、AOKI・ユニクロ・消費者庁の情報をもとにまとめました。

ベージュのシャツジャケットを前を開けて着て、中に白のカットソー、ネイビーのストレートパンツと白いスニーカーを合わせて、秋の街の通りに立つ男性の全身

「袖や着丈が足りない」「大きい服を着ると、かえって圧が出る」「サイズ表の見方が分からなくて、ネットで買うのが不安」。身長が高い、肩幅や骨格がしっかりしている、お腹まわりが大きい。体の大きい男性の服選びには、サイズの悩みがつきものです。

この記事では、大きいサイズ メンズのコーデを、着こなしの基本、組み合わせ例、サイズ表の見方、ネットで買うときの確認の順にまとめます。サイズ表の用語はAOKIとユニクロの公式ページ、通信販売の返品のルールは消費者庁のページで確認しました。着こなしは、選ぶときの目安として紹介します。

先に、結論です。

  • 着こなしの基本は、肩・袖丈・着丈を合わせることです。 ゆとりは、身幅と丈で出します
  • 色は3色以内にして、全身を黒一色にしません。 首元に、白などの明るさを足します
  • サイズは、S・M・Lの表示ではなく、商品ごとのサイズ表の数字で決めます。 手持ちの服を測って比べます
  • ネットで買うときは、返品・交換の条件を先に確認します

「大きいサイズ」には、2つの悩みがある

  • 身長が高い、肩幅や骨格がしっかりしている(大きめ体型):袖丈や着丈が足りない。肩が窮屈。圧が出やすい
  • お腹まわりなど、横幅が大きい(ぽっちゃり体型):シャツのボタンが引っ張られる。ウエストが苦しい。着込むともっさり見える

両方に当てはまる人もいます。この記事の着こなしは、大きめ体型を中心に書きます。ぽっちゃり体型の人は、次の記事もご覧ください。

大きいサイズ メンズのコーデは?|着こなしの5つの基本

1. 肩・着丈・袖丈が合うことを、最優先にする

サイズが合っていないと、体が大きく見えるうえに、窮屈に見えます。肩の縫い目が、肩の端に乗っているかを、最初に確認します。

写真の左は、肩が落ちて、袖が長く、身幅も余っているジャケットです。右は、肩の縫い目が肩の端に乗っているジャケットです。服の色は、左右で同じです。

同じ男性の全身を左右に並べた写真。服は左右とも、ベージュのジャケット、白のカットソー、グレーのパンツ、白のスニーカー。左は、肩の縫い目が肩の端から外に落ち、袖が長く、身幅も余って全体がだぶついている。右は、肩の縫い目が肩の端に乗り、袖口が手首のあたりに来ている

2. ゆとりは、身幅と丈で出す

リラックス感のあるテーラードジャケットや、ワイドなパンツも合わせやすくなります。ただし、肩は合わせたまま、身幅や丈でゆとりを出します。

3. 色は3色以内にして、黒一色にしない

黒や濃紺の一色だと、圧が出やすくなります。ベージュやグレーを混ぜると、柔らかい印象になります。全身は3色以内にして、首元に白などの明るさを足します。色の決め方は、「着痩せする色(メンズ)」でも解説しています。

写真の左は、全身が黒一色です。右は、ベージュのジャケットに白のカットソー、グレーのパンツを合わせています。

同じ男性の全身を左右に並べた写真。左は、黒のジャケット、黒のカットソー、黒のパンツ、黒の靴で、全身が黒一色。右は、ベージュのジャケットに白のカットソー、グレーのパンツ、白いスニーカーを合わせている

4. アウターは、丈と形で選ぶ

「冬のアウターの選び方」では、大きめ体型の考え方を、次のように整理しています。

  • ロングコートは、膝下丈で、肩に合うAラインのゆとりがあるものが整いやすい
  • ダウンは、腰骨より少し下の丈で、胸とお腹にゆとりがあるものを選ぶ

冬の選び方は、「大きいサイズ メンズの冬服」にまとめています。

5. 小物で、バランスを取る

大きめの体には、ある程度ボリュームのある靴やバッグが合います。小さすぎる小物は、バランスが取りにくくなります。手入れされた革靴や、きれいな革のバッグを選びます。

写真の左は、小さなバッグと黒いスニーカー、右は、しっかりした大きさのトートバッグと茶色の革靴です。服は、左右で同じです。

同じ男性の全身を左右に並べた写真。服は左右とも、グレーのジャケット、白のカットソー、ネイビーのパンツ。左は、小さな黒のショルダーバッグと黒いスニーカー。右は、しっかりした大きさの茶色の革のトートバッグと、茶色の革靴

着こなしの組み合わせ例|休日・食事・冬

どれも、服の色は3色以内で、全身を黒一色にしていません。

休日のお出かけ ベージュのシャツジャケット(肩は合わせて、身幅にゆとり)+白のカットソー+ネイビーのストレートパンツ+白いスニーカー 色:ベージュ・白・ネイビー

食事・デート グレーのテーラードジャケット(ゆとりのあるもの)+白いシャツ+ネイビーのパンツ+茶色の革靴 色:グレー・白・ネイビー

グレーのジャケットに白いシャツ、ネイビーのパンツ、茶色の革靴を合わせて、夕方の灯りがともる飲食店の並ぶ通りに立つ男性の全身

冬の外出 チャコールのロングコート(膝下丈・肩に合うAライン)+ベージュのミドルゲージのニット+グレーのパンツ+黒の革靴 色:チャコール・ベージュ・グレー

チャコールのロングコートを前を開けて着て、中にベージュのニット、グレーのパンツと黒い革靴を合わせて、冬の街の通りを歩く男性の全身

サイズ表は、どう見る?|先に確認する4か所

S・M・Lや、3L・4L・5Lといった表示は、店やブランドによって、同じ表記でも寸法が違います。AOKIのシャツのサイズ案内には、寸法も展開するサイズも商品によって違うと書かれています。ユニクロの案内にも、同じサイズ記号でも、商品のデザインによって着用感が異なると書かれています。表示だけで決めず、商品ごとのサイズ表の数字で決めます。

ユニクロとAOKIの案内をもとに、トップスの項目を整理します。測り方は店ごとに違うので、買う店の説明を確認してください。

  • 肩幅:ユニクロでは、アウター以外は両端の端から端まで。アウターは、片方の肩を起点に、反対側の肩まで測ります。最優先で見ます。肩が窮屈だと、ほかが合っていても着にくくなります
  • 袖丈・裄丈:ユニクロでは、袖丈は肩先から袖口まで、裄丈は後ろ襟ぐりの中央から、肩を通って袖口までです。足りないことが多いので、腕を前に出して、袖が上がらないか確認します
  • 着丈:AOKIでは、背面の中心で、首のつけ根から裾までです。座ったときや腕を上げたときに、裾が上がらないか確認します
  • 身幅:AOKIでは、服の両脇下を直線で結んだ長さです。脇の下の幅なので、お腹まわりの大きさは数字に入りません。試着で確認します
同じ男性が、グレーのジャケットと白いシャツを着て、腕を下ろした上半身から腰までを左右に並べた写真。左は、ジャケットの袖が短く、袖口が手首のあたりで止まり、腕に横ジワが寄っている。右は、袖丈が合っていて、袖口から白いシャツの袖が少し見えている

商品ページの数字を見ても、自分に合うか分かりにくいときは、手持ちの服で比べます。ユニクロの案内では、生地の特性によって、商品の実寸に1〜2cm前後の誤差が出るとされています。AOKIのコラムには、身幅は2〜3cmの違いでワンサイズ分の差になる場合があること、測るときは服を引っ張らないことが書かれています。

  • いちばん着やすいシャツやジャケットを、平らに置きます(ボタンは留めます)
  • 肩幅、身幅、着丈、袖丈を測ります。定義は、買う店の案内に合わせます
  • 商品ページの数字と比べます。ぎりぎりの数字は避けます
  • 袖丈や着丈が、手持ちの服より短い数字なら、足りない可能性が高くなります
木のテーブルの上に平らに広げた、ボタンをすべて留めた白いシャツ。肩の端から端にメジャーを当てて、肩幅を測っている。右端に、グレーのジャケットが見える

ネットで買うときは、返品・交換の条件を先に確認する

消費者庁の特定商取引法ガイドでは、通信販売について、次のように説明されています。

  • 通信販売には、クーリング・オフの規定はありません
  • 返品の特約がない場合は、商品を受け取った日から8日以内なら、申込みの撤回や解除ができます。ただし、返品の送料は、消費者の負担です
  • 返品の特約を広告に明確に書いていた場合は、その特約に従います。インターネット通販では、広告と、最終確認画面の両方に書く必要があります
  • 返品を認めない場合も、その旨を広告に書く必要があります

つまり、返品できるかどうかは、店が表示している条件によります。買う前に、次の3つを店のページで確認します。

  • 返品の可否、期間、送料の負担
  • サイズ違いの交換ができるか
  • 気に入った商品が、ほしいサイズで買えるか(展開しているサイズは、商品によって違います)
男性が自宅の全身鏡の前で、届いたばかりの白いシャツを着て、腕を前に出して袖口の位置を確かめている。机の上に、開けた段ボール箱と値札が置かれている

試着・購入前に、確認すること

  • 肩の縫い目が、肩の端に乗っているか
  • 腕を前に出す、上げる、で、肩と背中が突っ張らないか。袖が上がってこないか
  • 袖口が、手首の骨のあたりに来ているか
  • 座って、裾やウエストが苦しくないか
  • ネットで買うときは、手持ちの服の寸法と比べて、返品・交換の条件も確認する

大きい体型は、サイズさえ合えば、堂々としてよく映ります。「痩せてから買う」「小さく見せる」と考える必要はありません。

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