ぽっちゃりメンズのシャツ選び|首回り・身幅・着丈の5つのコツと、イン・アウトの着こなし

ぽっちゃり体型のメンズシャツ選びで、ボタンが引っ張られる、首が苦しい、裾を入れるか出すか迷う方へ。首回り・身幅・シルエット・着丈・色柄素材の5つのコツ、コーデ例、試着のチェックを、AOKIの公式ガイドとユニクロのFAQをもとにまとめました。

同じ男性が白いシャツを着て、サイズが小さく、お腹まわりのボタンの間が引っ張られて横にシワが寄っている姿と、サイズに余裕があり、シワなくまっすぐ落ちている姿を、左右に並べた腰から上の写真

「ボタンとボタンの間が引っ張られて、横にシワが寄る」「首のボタンを留めると苦しい」「裾を出すか入れるかで、いつも迷う」。ぽっちゃり体型のメンズにとって、シャツは、パンツやニットよりもサイズの失敗が目立ちやすいアイテムです。

先に、結論です。

  • サイズは、首回りだけで決めません。お腹まわりの余裕(身幅)を、数字で確認します
  • 身幅は、手持ちのいちばん着やすいシャツを平らに広げて測り、買うシャツと比べます
  • シルエットは、スリムを避けて、ベーシックやレギュラーフィットから試します
  • 裾は、出して着るか、入れて着るかを先に決めて、シャツの丈を選びます
  • 色は淡く、柄は細かく。生地はハリのあるものにします

サイズ表の用語と数字は、AOKIの公式ガイドとコラム、ユニクロの公式FAQで確認しました。着こなしは、選ぶときの目安として紹介します。

コツ1:サイズは、何で決める?|首回りだけで選ばない

AOKIのご利用ガイドでは、メンズシャツは「首回り」と「ゆき丈」から選べると案内されています。この2つの数字には、お腹まわりが入っていません。

同じガイドのサイズ表には、各サイズが想定する体の寸法の目安(衣類を着ていない状態の寸法)が載っています。たとえば、首回り41cmのLは胴囲102cm、首回り43cmのLLは胴囲108cmです。商品によって数値は違うので、実際の寸法は、商品ページで確認します。

首回りが合っていても、お腹まわりがその数字より大きいと、ボタンが引っ張られやすくなります。首回りの次に、身幅と着丈も、数字で確認します。

首回りの測り方は、ユニクロの案内では「シャツの襟を平らにして、第一ボタンの中心から、ボタンホールの一番遠い端まで」とされています。手持ちのシャツで、第一ボタンまで留めても苦しくないものを、同じ方法で測り、買うシャツと比べます。

ぽっちゃり体型の男性が水色のシャツの第一ボタンまで留めて、鏡の前で首元に指を当てて、苦しくないかを確かめている

コツ2:身幅は、どう測る?|手持ちの着やすいシャツと、数字で比べる

身幅は、脇の下の幅です。AOKIのコラムでは「服の両脇下を直線で結んだ長さ」、ユニクロの案内では「脇の下の縫い目の左右幅」とされています。

お腹まわりの幅ではありません。脇の下の幅が合っていても、お腹が出ている体型では、お腹まわりで引っ張られることがあります。

AOKIとユニクロは、どちらも、手持ちの服の寸法と比べて選ぶ方法を案内しています。測り方は、次のとおりです。

  • ボタンを留めても苦しくない、いちばん着やすいシャツを選ぶ
  • 平らな場所に広げて、シワを伸ばし、ボタンをすべて留める
  • 生地を引っ張らずに、左右の脇の下(袖の付け根)を、まっすぐ結ぶ長さを測る
  • 買うシャツの商品サイズの身幅と比べる。数字が小さければ、お腹まわりが窮屈になりやすい

数字は、ぎりぎりを避けます。AOKIのコラムでは、身幅を2〜3cm測り間違えると、ワンサイズ分のずれになることがあるとされています。ユニクロの案内でも、生地の特性によって、商品の実寸に1〜2cm前後の誤差が出るとされています。

ボタンをすべて留めて平らに広げた白いシャツの、左右の脇の下を結ぶようにメジャーを当てて、身幅を測っている真上からの写真

コツ3:シルエットは、どれを選ぶ?|スリムを避けて、余裕のある型から

AOKIのガイドでは、メンズシャツには「スリム」「ベーシック」「レギュラーフィット」の3種類があると案内されています。同じサイズでも、シルエットによってサイズ感が違います。

  • ぽっちゃり体型は、スリムを無理に選ばず、ベーシックやレギュラーフィットから試す
  • 大きすぎるものは選ばない。肩の縫い目が肩の端から落ちると、かえって大きく見える(「男性服のサイズ感の見方」を参照)
  • 迷ったら、肩を合わせたうえで、身幅と着丈に余裕のあるものを選ぶ

コツ4:シャツは、出す?入れる?|イン・アウトで着丈を変える

AOKIのコラムでは、シャツの着丈は、背中の中心で、襟の下から裾までの長さとされています。同じコラムには、シャツをインするかアウトするかだけでも、適した着丈が変わると書かれています。測り始めの位置は、店によって違うので、サイズ表の数字は、買う店の測り方で比べます。

裾を出して着る

  • 目安は、ズボンのポケットの、上から下くらいの丈です(「男性服のサイズ感の見方」と同じです)
  • 裾が、お腹のいちばん出ている位置で止まらないものを選ぶ
  • 長すぎると、足が短く見えます
  • 休日や、普段の街着に向いています

裾を入れて着る(イン)

  • 動いても裾が出てこない長さが必要です。出して着るシャツより、長めを選びます
  • 身幅に余裕があり、腰まわりで生地がもたつかないものを選ぶ
  • 食事など、きれいめにしたい場面に向いています(「秋の初デートの服装」でも、同じ考え方を紹介しています)
同じ男性が同じ水色のシャツを、裾を出して着た姿と、裾をパンツに入れて着た姿を、左右に並べた全身

コツ5:色・柄・素材は、何を選ぶ?|白や淡い色、細かい柄、ハリのある生地

  • 色:白や淡い色は、首元が明るくなります。全身は3色以内にまとめます(「着痩せする色(メンズ)」を参照)
  • 柄:無地を基本にします。ストライプやチェックは、細かくシンプルなものを選びます
  • 素材:薄手でテロッとした生地は、体のラインを拾いやすくなります。適度なハリのある生地を選びます
  • 手入れ:シワのあるシャツは、清潔感が落ちて見えます。アイロンで整えます。洗い方は、タグの洗濯表示で確認します(「洗濯表示の読み方」を参照)
  • 羽織り:シャツを前開きで羽織ると、縦のラインができます。ニットの下に着るシャツは「ぽっちゃりメンズのニット選び」も参考にしてください
白の無地、水色の無地、細かいストライプの3枚のシャツの襟元を、木のテーブルの上に重ねて並べた写真

シャツのコーデ例|休日は出して、食事は入れる

どちらも、服の色は3色以内です。

休日 水色のシャツ(裾を出す)+ベージュのテーパードパンツ+白いスニーカー 色:水色・ベージュ・白

水色のシャツを裾を出して着て、ベージュのパンツと白いスニーカーを合わせ、昼の街の通りに立つぽっちゃり体型の男性の全身

食事 白いシャツ(裾を入れる)+ネイビーのテーパードパンツ+茶色の革靴 色:白・ネイビー・茶色

白いシャツを裾をパンツに入れて着て、ネイビーのパンツと黒いベルト、茶色の革靴を合わせ、夕方の灯りがともる街の通りに立つぽっちゃり体型の男性の全身

パンツの形や丈は、「ぽっちゃりメンズのパンツ選び」で解説しています。

試着で、確認すること

  • 第一ボタンまで留めて、首が苦しくないか
  • ボタンをすべて留めて、お腹まわりのボタンの間に、横向きのシワが出ていないか。出る場合は、一つ上のサイズが合うことがあります
  • 腕を前に出す、上げる、で、肩と背中が突っ張らないか
  • 座って、お腹のボタンが引っ張られないか、裾が上がってこないか
  • 出して着る場合と、入れる場合の両方を、横からも鏡で見る
  • 袖口が、手首の骨のあたりに来ているか
  • いつも合わせるパンツを穿いて、全身で見る
試着室の前のベンチに座って、白いシャツのお腹のボタンまわりを手で確かめている男性

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参考資料

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