「ぽっちゃり体型には、テーパードがよい」「色は3色以内にする」。ぽっちゃりメンズのコーデの記事では、こうした言い方をよく見ます。では、実際に組まれているコーデは、どうなっているのでしょうか。
NOT MODELに掲載しているコーディネート例156件のうち、体型「ぽっちゃり」の50件を数えました。数えたのは、パンツの形・裾幅・丈・色、服の色の数、靴の色です。数字は、掲載しているコーデを数えたもので、一般の人の服装を調べた統計ではありません。着こなしは、選ぶときの目安として紹介します。
先に、結論です。
- パンツは、ストレートか、裾に向かって少し細くなるテーパードです。 2つで37件(74%)。ストレートが20件で最多でした
- 裾幅は20〜22cm、丈は裾が靴にかかる〜くるぶしが少し見える長さです。 裾幅が書かれた21件のうち、20件が20〜22cmでした
- パンツの色は、グレーかネイビーです。 2つで37件(74%)でした
- 服の色は3色以内、靴はブラウン系か黒です。 43件(86%)が3色以内で、靴は34件(68%)がブラウン系か黒でした 黒い靴を使った具体例は「黒スニーカーのメンズコーデ」で確認できます。
内訳は、年代が20代11件・30代15件・40代11件・50代13件、季節が秋24件・夏10件・春8件・冬8件です。秋が約半分なので、春・夏・冬の数字は参考程度に見てください。
ぽっちゃりメンズのコーデのパンツは?|ストレートが最多、テーパードが続く
形は、商品名と説明文に書かれた言葉で分けました。
- ストレート:20件(40%)
- テーパード(ワイドテーパードを含む):17件(34%)
- イージーパンツ:7件(14%)
- ワイド:1件(2%)
- 形の記載なし:5件(10%)
「イージー」は、ゴムウエストなどの作りを指す呼び名なので、形とは別に数えています。夏の10件では、7件がイージーパンツでした。

「ぽっちゃりメンズのパンツ選び」では、まずテーパードから試すことを提案しています。掲載コーデを数えると、ストレートのほうがやや多い結果でした。どちらの形でも、腰と太ももにゆとりを残す点は同じです。パンツの説明に「ゆとり」「余裕」「ゆったり」のいずれかが書かれたコーデは、42件(84%)ありました。デニムのパンツについては、「ぽっちゃりメンズのデニム選び」で、フィットと洗い方を解説しています。
写真の左はストレート、右はテーパードです。同じグレーのパンツで、左は腰から裾までほぼ同じ太さ、右は裾に向かって少し細くなります。

裾幅と丈は?|裾幅は21cm前後、丈は靴にかかるくらい
パンツの説明文に裾幅(裾の端から端までの長さ)が書かれていたのは、21件です。19cmが1件、20cmが3件、21cmが11件、22cmが6件で、20件が20〜22cmでした。ストレートで裾幅が書かれた15件も、20cmが1件、21cmが9件、22cmが5件で、20〜22cmに収まっています。
ストレートを選ぶときは、サイズ表の裾幅が20〜22cm前後のものが、掲載コーデに多い範囲です。裾幅の測り方は、「ぽっちゃりメンズのパンツ選び」で解説しています。

丈は、記載があった35件のうち、靴の甲〜履き口にかかる長さが23件(66%)、くるぶしや足首が見える長さ(9分丈・アンクル丈を含む)が12件(34%)でした。「男性服のサイズ感の見方」の「くるぶしがわずかに見える丈」や、パンツ選びの記事の「裾が靴に軽く触れるか、くるぶしがわずかに見える程度」と重なります。買うときは、靴を履いて確かめます。

パンツの色と素材|グレーとネイビーで7割超
- グレー系(チャコールを含む):22件(44%)
- ネイビー・藍・インディゴ系:15件(30%)
- カーキ・緑系:4件(8%)
- ベージュ系とブラウン系:各3件(6%)
- 黒:2件(4%)
- 白・生成り:1件(2%)
グレー系とネイビー系を合わせると、37件(74%)です。パンツの色に迷ったら、グレーかネイビーが、掲載コーデでは大半でした。


素材は、パンツの商品名に書かれていた34件を数えました。ウール・ウール混が11件、コーデュロイが6件、コットン(ツイルなど)が5件、コットンリネンとナイロン混・ストレッチ素材が各4件、デニムが3件、その他が1件です。ハリのある素材(ウール系・コーデュロイ・デニム)は、合わせて20件(59%)でした。
ぽっちゃりメンズのコーデの色は?|服は3色以内が86%
「服の色」は、アウター・トップス・インナー・パンツの色です。白・黒・グレーも1色に数えました。ネイビーとダークネイビー、チャコールとライトグレーのように近い色は、同じ系統の1色にまとめています。柄物は柄に含まれる色を数え、靴・ベルト・時計・バッグは含めていません。
- 2色:11件(22%)
- 3色:32件(64%)
- 4色:7件(14%)
3色以内は43件(86%)で、5色以上は0件でした。使われた色は、グレー系が38件(76%)、白・生成りが32件(64%)、ネイビー・藍系が30件(60%)、カーキ・緑系が17件(34%)です。3色ちょうどの組み合わせでは、「グレー・ネイビー・白」が7件、「グレーと白に、カーキか緑を足した形」が6件で、この2つが最多でした。

写真の左は、ネイビーのカーディガンと白のカットソーに、グレーのパンツを合わせた「グレー・ネイビー・白」の例です。右は、グレーのジャケットと白のカットソーに、カーキのパンツを合わせた例です。

色の決め方は、「着痩せする色(メンズ)」で解説しています。
靴は何色?|ブラウン系か黒が約7割
- ブラウン系:23件(46%)
- 黒:11件(22%)
- 白・生成り(グレーやネイビーとの配色を含む):8件(16%)
- グレー:5件(10%)
- ベージュ:2件(4%)
- 赤・ワイン:1件(2%)
ブラウン系と黒を合わせると、34件(68%)です。


靴まで含めて色を数えると、3色以内は18件(36%)で、4色が29件でした。靴の色が、服の色のどれかと同じ系統だったのは、13件(26%)です。色の合わせ方の記事では、靴や小物を服の3色のどれかに近い色にそろえて、色数を増やさないことを提案しています。掲載コーデの実際は、服を3色以内にまとめ、そこに黒やダークブラウンの靴を足す形が多く、提案より少しゆるい形でした。
40代・50代のぽっちゃりメンズのコーデは?
40代・50代の24件に絞っても、傾向は同じでした。
- パンツの形:ストレートが12件(50%)、テーパードが5件、イージーパンツが4件、形の記載なしが3件
- パンツの色:グレー系が11件、ネイビー系が6件。2つで17件(71%)
- 服の色:19件(79%)が3色以内
- 靴:ブラウン系が15件、黒が3件。2つで18件(75%)
年代ごとの服選びの考え方は、「40代・50代メンズのファッション」にまとめています。
数字の見方
- 一般の人の服装の統計ではありません。当サイトに掲載しているコーデを数えたものです
- これらのコーデは、当サイトが選んで掲載しています。数字が当サイトの提案と合うのは、そのためです。「この形や色が似合う」「痩せて見える」という証拠ではありません
- 形・裾幅・丈・素材は、パンツの商品名と説明文に書かれていたものだけを数えました。裾幅は、新しいコーデにだけ書かれています。色の分け方も、当サイトで決めたもので、別の分け方をすれば数字は変わります
- 元データは、2026年10月17日時点の、体型「ぽっちゃり」の50件です。その後にコーデが増えているため、いまの掲載件数とは少し違います
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- 季節別は「ぽっちゃり男性の秋コーデ」と「ぽっちゃりメンズの冬コーデ」
- 痩せ型の43件は「痩せ型メンズのコーデ例43件」
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