「痩せ型は、重ね着で厚みを出す」「ぴったりしすぎない服を選ぶ」。痩せ型メンズのコーデの記事では、こうした言い方をよく見ます。では、実際に組まれているコーデは、どうなっているのでしょうか。
NOT MODELに掲載しているコーディネート例156件のうち、体型「痩せ型」の43件を数えました。数えたのは、重ね着の数、パンツの形と素材と色、服の色の数、柄物、靴です。数字は、掲載しているコーデを数えたもので、一般の人の服装を調べた統計ではありません。
先に、結論です。
- 重ね着は、アウター・トップス・インナーの3つが目安です。 3つ以上のコーデは、27件(63%)でした
- パンツは、ストレートか、軽いテーパードです。 2つで28件(65%)。「スキニー」「細身」「スリム」と書かれたコーデは、0件でした
- 服の色は、3色以内です。 30件(70%)が3色以内。黒・グレーだけのコーデは1件で、明るい色を1点入れたコーデは37件(86%)でした
- 柄物は、入れても1点だけ。靴は、ブラウン系の革靴かブーツが中心です
内訳は、年代が40代19件・30代10件・20代9件・50代5件、季節が秋30件・夏7件・冬4件・春2件です。秋が約7割なので、春・夏・冬の数字は参考程度に見てください。
痩せ型メンズのコーデは、重ね着が基本|上半身は3つが目安
「上半身に着るアイテム」は、コーデに載っているアウター、トップス(シャツ・ニットなど)、インナーの数です。
- 3つ:27件(63%)
- 2つ:14件(33%)
- 1つ:2件(5%)
アウターを着ているコーデは、38件(88%)でした。「痩せ型男性の秋コーデ」では、インナー、シャツ、ジャケットの3層で厚みを出すことを提案しています。掲載コーデでも、3つ以上が6割を超えています。


痩せ型メンズのパンツは、何を選んでいる?|形・裾幅・素材
形は、商品名と説明文に書かれた言葉で分けました。
- ストレート:17件(40%)
- テーパード:11件(26%)
- イージーパンツ:7件(16%)
- ワイド:1件(2%)
- 形の記載なし:7件(16%)
「イージー」は、ゴムウエストなどの作りを指す呼び名なので、形とは別に数えています。パンツの説明文に裾幅(裾の端から端までの長さ)が書かれていた10件のうち、8件が19〜20cmでした。「ぽっちゃりメンズのコーデ例50件」では、裾幅が書かれた21件のうち20〜22cmが20件でした。件数が少ないので参考程度ですが、痩せ型のほうが、やや細めの数字が多く出ています。


素材は、ウール系(ウール・フランネル・ツイード)、コーデュロイ、デニムが中心でした。パンツの商品名に素材が書かれていた35件のうち、この3つで24件(69%)です。パンツに限らず、服のどれかに、ウール・ツイード・フランネル・コーデュロイなどの厚みのある素材を使ったコーデは、34件(79%)でした。

痩せ型メンズの色の選び方|3色以内が7割、明るい色を1点
「服の色」は、アウター、トップス、インナー、パンツの色です。白・黒・グレーも1色に数えました。靴、ベルト、時計、バッグは含めていません。
- 2色:4件(9%)
- 3色:26件(60%)
- 4色:12件(28%)
- 5色:1件(2%)
3色以内は30件(70%)です。「痩せ型男性の秋コーデ」では、全身を黒やグレーでまとめると細さが強調されるため、明るい色を1点入れることを提案しています。服が黒・グレーだけのコーデは1件で、白・生成り、ベージュ、ライトグレー、淡い色、マスタードなどを、服のどこかに使ったコーデは37件(86%)でした。

写真の左は、黒とチャコールグレーだけのコーデです。右は、グレーのジャケットにオフホワイトのニットを合わせて、胸元に明るさを足しています。

パンツの色は、グレー系(チャコールを含む)が14件(33%)、ネイビー・藍系が9件(21%)で、この2色で半数を超えます。ベージュ・カーキ・緑・白系のパンツも14件(33%)あり、ぽっちゃり体型の50件(8件・16%)より多く出ています。色の決め方は、「着痩せする色(メンズ)」でも解説しています。
柄物と靴|柄は1点だけ、靴はブラウン系の革靴かブーツ
柄物(ヘリンボーン・チェック・ストライプ・ボーダー・ギンガム)を使ったコーデは、11件(26%)でした。柄を2点以上使ったコーデは、0件です。内訳は、ヘリンボーン(魚の骨の形に織った柄)のツイードやウールのジャケットが7件、シャツやTシャツの柄が4件です。ぽっちゃり体型の50件では、柄物は4件(8%)でした。
写真の左は、柄物が1点だけの例です(ヘリンボーンのジャケット)。右は、ヘリンボーンのジャケットにチェックのシャツを重ねた、柄物が2点の例です。掲載コーデには、この組み合わせは1件もありませんでした。

靴は、革靴系(プレーントゥ・ローファーなど)が18件(42%)、ブーツ(チャッカ・ワークなど)が16件(37%)、スニーカーが7件(16%)でした。靴の色は、ブラウン系が24件(56%)で最多です。


ぽっちゃり体型のコーデと比べると
季節の違いが数字に影響するため、秋のコーデだけで比べました(痩せ型30件、ぽっちゃり24件)。
- 上半身のアイテムが3つ以上:痩せ型 22件(73%)、ぽっちゃり 13件(54%)
- 厚みのある素材を使う:痩せ型 27件(90%)、ぽっちゃり 18件(75%)
- 服の色が3色以内:痩せ型 20件(67%)、ぽっちゃり 20件(83%)
痩せ型のほうが、重ね着の数と厚みのある素材が多めでした。一方、色の数は、ぽっちゃり体型のほうが少なく収まっています。どちらも件数が少ないので、差は参考程度に見てください。
数字の見方
- 一般の人の服装の統計ではありません。当サイトに掲載しているコーデを数えたものです
- これらのコーデは、当サイトが選んで掲載しています。数字が当サイトの提案と合うのは、そのためです。「この形や色が似合う」という証拠ではありません
- 形・裾幅・素材は、商品名や説明文に書かれていたものだけを数えました。色の分け方も、当サイトで決めたものです
- 元データは、2026年10月17日時点の、体型「痩せ型」の43件です。新しいコーデが増えると、数字は変わります
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- 痩せ型の考え方の全体は「痩せ型男性の秋コーデ」と「痩せ型・細身メンズの冬コーデ」
- サイズ感の見方は「男性服のサイズ感の見方」
- 体型ごとの考え方は「体型別・似合う服の選び方」
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