ぽっちゃりメンズのニット選び|お腹が目立ちにくい編み目・サイズ・首元・着丈の5つのコツ

ぽっちゃり体型のメンズニット選びで、体が大きく見える、裾がお腹の上で止まって目立つと悩む方へ。編み目(ゲージ)・サイズ・首元・着丈・色の5つのコツとコーデ例を、ユニクロの公式FAQと無印良品のスタッフ記事をもとにまとめました。

ネイビーのVネックニットの首元に白いシャツの襟を見せ、ベージュのテーパードパンツと茶色の革靴を合わせた、ぽっちゃり体型の男性の全身

「ニットを着ると、体が一回り大きく見える」「裾がお腹の上で止まって、お腹まわりが目立つ」。ぽっちゃり体型のメンズにとって、ニットは秋冬の定番でありながら、悩みの多いアイテムです。

先に、結論です。

  • 編み目は、ハイゲージかミドルゲージから選びます
  • 肩の縫い目を合わせます。身幅の数字は、脇の下の幅なので、お腹まわりは試着で確かめます
  • 首元は、Vネックか、詰まりすぎないクルーネックにします。タートルネックは、基本は避けます
  • 着丈は、立った姿と座った姿の両方で、裾の位置を見ます
  • 色は暗い一色を避けて、首元に白などの明るさを足します

チクチクの避け方や、洗い方・毛玉の取り方は「ニットの洗い方(メンズ)」にまとめました。この記事では、「見え方」に絞ります。

サイズ表の見方は、ユニクロの公式FAQで確認しました。編み目の分け方は、無印良品のスタッフ記事で確認しました。着こなしは、選ぶときの目安として紹介します。

コツ1:編み目は、どれを選ぶ?|ハイゲージかミドルゲージから

ニットの編み目の細かさは、「ゲージ」で分けられます。無印良品のスタッフ記事(2024年12月4日)では、次のように説明されています。

  • ハイゲージ:糸が細く、編み目が細かい。ニット特有の凸凹感がなく、すっきりしたデザイン
  • ミドルゲージ:ハイゲージとローゲージの中間。ほどよい厚みで、きれいめにもカジュアルにも合わせやすい
  • ローゲージ:編み目が粗い

ぽっちゃり体型は、ボリュームが出にくいハイゲージか、選びやすいミドルゲージから試します。ハイゲージが薄すぎるときは、羽織りの下に着ます。

ローゲージが向かない、というわけではありません。厚みが出やすい分、サイズと色の選び方が大切になります。着るなら、肩を合わせて、下はテーパードで引き締めます。

同じグレーで編み目の細かさが違う3枚のニットを重ねて並べた写真。上から、編み目が細かいもの、ほどよいもの、粗いもの

着た姿で比べると、次のとおりです。写真の左は、編み目が粗いローゲージ、右は、編み目が細かいハイゲージのニットです。同じ男性が、同じ形のグレーのニットを着ています。

同じ男性が、グレーの丸首ニットを着た上半身を左右に並べた写真。左は編み目が粗く、厚みがある。右は編み目が細かく、すっきりしている

コツ2:サイズは、どう選ぶ?|肩を合わせて、お腹まわりは試着で

サイズ選びの基本は、肩です。肩の縫い目が、自分の肩の端に乗っているかを、最初に確認します。大きめを選ぶと、肩が落ちて、かえって大きく見えます(「男性服のサイズ感の見方」を参照)。

ユニクロの案内では、トップスの身幅は「服の脇の下の縫い目の左右幅」とされています。同じ案内のトップスの採寸項目には、お腹まわりの幅は含まれていません。お腹が出ている体型では、脇の下の幅が合っていても、お腹まわりが突っ張ることがあります。

商品生地の特性によって、実寸には1〜2cm前後の誤差が出るとも書かれています。数字だけで決めずに、試着で確かめます。チェック項目は、記事の最後にまとめました。

ぽっちゃり体型の男性がネイビーのVネックニットを着て、試着室の鏡の前で、脇腹の生地をつまんで余裕を確かめている

コツ3:首元は、どの形?|Vネックか、詰まりすぎないクルーネック

首元の形で、顔まわりの印象が変わります。

  • Vネック:首元が開いて、縦のラインができる。顔まわりがすっきり見える
  • クルーネック:首元が詰まりすぎないものを選ぶ
  • タートルネック:首が短く見えやすいので、基本は避ける。着るなら、薄手で首元がゆったりしたものにする
同じ男性が同じグレーのニットで、Vネック、クルーネック、タートルネックの首元を左から並べて比べた上半身

「ぽっちゃり男性の秋コーデ」でも、首元を開けて縦のラインを作る考え方を紹介しています。タートルネックの薄手と厚手の違い、よれやチクチクの見方は、「タートルネック(メンズ)の選び方」にあります。

コツ4:着丈は、どう選ぶ?|立っても座っても、お腹の位置で止まらない

着丈が短いと、座ったときや腕を上げたときに、お腹が見えます。長すぎると、足が短く見えます(「男性服のサイズ感の見方」でも触れています)。

ユニクロの案内では、着丈は「服の後ろの中心から、裾までの長さ」とされています。ニット製品の身丈だけは、測り方が違います。

ほかの服は後ろの襟ぐり横から測りますが、ニットは前の襟ぐり横から裾までを測ると書かれています。ニットの身丈の数字は、シャツなどの数字と、そのまま比べられません。

  • 手持ちの服と数字を比べるときは、同じ測り方の項目どうしで比べる
  • 試着では、立ったときと座ったときの両方で、裾の位置を見る
  • 裾のリブが細く絞られているものは、裾がお腹の上で止まって、ふくらみが出ることがある。前かがみになって確認する
  • 長すぎず、ベルトが隠れる程度の丈を目安にする
同じ男性がネイビーのニットを着て、立った姿と、ベンチに座った姿で、裾の位置を比べた2コマ

コツ5:色は、どう選ぶ?|暗い一色を避けて、前開きと重ねで縦を作る

全身を暗い色でそろえると、体が一塊に見えます。

  • 全身を3色以内にまとめる
  • ニットの下に、白やライトグレーのシャツやインナーを入れて、首元に明るさを足す
  • 前開きのカーディガンや羽織りを、前を開けて着る。縦のラインができる
  • ボトムスは、テーパードですっきりさせる(「ぽっちゃりメンズのパンツ選び」を参照)
黒のニットに黒のパンツで全身が暗い一色の組み合わせと、白いシャツの上にグレーのカーディガンを前開きで着た組み合わせを、左右に並べた全身

ニットのコーデ例|休日と食事

どちらも、服の色は3色以内です。

休日 ライトグレーのミドルゲージのクルーネックニット(首元に白いシャツの襟)+ネイビーのテーパードパンツ+白いスニーカー 色:ライトグレー・白・ネイビー

ライトグレーのニットの首元に白いシャツの襟を見せ、ネイビーのパンツと白いスニーカーを合わせて、昼の通りに立つぽっちゃり体型の男性の全身

食事・仕事帰り(最初の写真と同じ組み合わせです) ネイビーのVネックニット(首元に白いシャツの襟)+ベージュのテーパードパンツ+茶色の革靴 色:ネイビー・白・ベージュ

試着で、確認すること

  • 普段、ニットの下に着るインナーを着て試着する
  • 肩の縫い目が、肩の端に乗っているか
  • 脇腹の生地を、こぶし1つ分つまめるか(ジャストの目安です)
  • お腹まわりに、横向きのシワが出ていないか
  • 立って、座って、前かがみになって、裾の位置を見る
  • 腕を前に出して、肩と背中が突っ張らないか
  • 鏡で、横と後ろからも見る

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参考資料

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