朝、駅まで歩くあいだに、首元が寒い。マフラーを巻いたら苦しくて、ゆるめるとほどけてくる。結局、ポケットに突っ込んでしまった。
マフラーの巻き方は、たくさん紹介されています。でも、毎日使うのは、手順が少なくて、コートやスーツの襟元に収まる、2つか3つで足ります。
先に、結論です。
- 迷ったら、ワンループです。二つ折りにして首にかけ、輪に端を通すだけです
- ジャケットやチェスターコートの襟元(V字に開いたところ)には、ニューヨーク巻きが合います。マフラーが、V字の中に収まります
- マフラーの長さは、180cm前後が、巻き方を選ばない目安です
- 仕事の訪問先では、建物に入る前にマフラーを外して、バッグにしまいます
巻き方はOCEANSとAll Aboutの紹介、首を温める考え方は環境省のウォームビズ、訪問先のマナーはPreciousの記事をもとにしています。コートやスーツへの合わせ方と長さは、選ぶときの目安として紹介します。
一番上の写真は、同じ男性が、この記事の3つの巻き方をした例です。左がワンループ、中がニューヨーク巻き、右が一周巻きです。
メンズのマフラーの巻き方|まず覚える3つ
1. ワンループ|いちばん簡単で、どんなマフラーにも
- マフラーを二つ折りにします(幅が広いものは、縦半分に折ります)
- 首にかけます
- 輪になっている方に、反対側の端を通して、形を整えます

OCEANSは、どんなマフラーでもやりやすく、首元にコンパクトに収まる巻き方として紹介しています。きつく整えるときれいめに、ゆるく崩すとカジュアルになります。苦しいと感じたら、ゆるめに整えます。
写真は、ネイビーのコートに、ライトグレーのマフラーをワンループで巻いた例です。

2. ニューヨーク巻き|コートやスーツの襟元に収める
- 片方が長くなるように首にかけて、一周巻きます
- 左右の端を結びます
- 長い方の端を前に出して、形を整えます

OCEANSは、少し長めのマフラーや、薄手のマフラーと相性がよいと紹介しています。スーツのジャケットやチェスターコートのように、襟元がV字になる服に向く巻き方です。
All Aboutも、ジャケットやコートのV字の部分(Vゾーン)にマフラーを入れると、上品で紳士的な印象になると紹介しています。胸元が寒いときにも便利です。
写真は、チャコールグレーのチェスターコートの襟元に、ネイビーのマフラーを収めた例です。

3. 一周巻き|長いマフラーや、大判のストールに
- 片方が長くなるように、首にかけます
- 長い方を、首に一周巻きます
- 垂れた端の長さを整えます

OCEANSは、大判のストールや柄のあるマフラーなら、この巻き方だけで形になると紹介しています。ほかの巻き方の基本にもなります。ただ、いつもこれだけだと、野暮ったく見えることがある、とも書かれています。
写真は、ベージュのコートに、ネイビーとグレーのチェックの大判マフラーを、一周巻きにした例です。

コートやスーツには、どの巻き方?
襟元の形で選ぶと、決めやすくなります。
- ジャケットやチェスターコートなど、襟元がV字に開く服は、ニューヨーク巻きです
- ダウンジャケットなど、首元にボリュームのある服は、ワンループです。結び目が小さく、首元がもたつきにくくなります
- 大判のストールや、柄のあるマフラーは、一周巻きです。巻くだけで形になります
体型によって、見え方が変わることもあります。
- 首まわりが太く、短く見えやすい人は、薄手のマフラーを軽く巻くか、前に垂らします。「ぽっちゃりメンズの冬コーデ」で解説しています
- 細身で、寒そうに見えやすい人は、厚みのあるマフラーを軽く巻くと、上半身の薄さを補えます。「痩せ型・細身メンズの冬コーデ」で解説しています
風の強い日や自転車の日は、結び目を後ろに
首は、環境省のウォームビズのページが挙げる「三つの首」(首・手首・足首)のひとつです。太い血管のある部分を温めると、体全体が温まりやすいとされ、マフラー、手袋、レッグウォーマーが例に挙げられています。
隙間風が気になる日は、結び目を首の後ろに回す「バック巻き」があります。
- 一周巻きにします
- 垂れた両端を交差させて、結びます
- 結び目を、首の後ろに回します
OCEANSによると、結んであるので隙間風が入りにくく、自転車やバイクに乗るときも、端を巻き込みにくい巻き方です。
メンズのマフラーの長さは、どれくらい?
長さが足りないと、巻き方が限られます。ニューヨーク巻きは、少し長めのマフラーが向くと紹介されています。
マフラーの長さは、180cm前後あれば、この記事の3つが無理なくできる目安です。身近な例として、無印良品の店舗のブログでは、ウールのマフラーが「35×180cm」と紹介されています。手洗いもできます。
長さと幅で、印象も変わります。OCEANSは、次のように説明しています。
- 短くて幅の狭いものは、コンパクトで、スーツやきれいめの服に合う
- 長くて幅の広いものは、ボリュームが出て、カジュアルなアウターに合う
買う前に、商品ページやタグで「長さ×幅」を確かめます。試着できるなら、いつも着るコートの上から巻いて、首元でもたつかないかを見ます。マフラーの色の選び方は、「コートに合うマフラーの色(メンズ)」で解説しています。
素材は、ウールならチクチクしやすいため、薄手のものか、上質なメリノウールがおすすめされています。カシミヤは薄くても保温性が高く、なめらかで肌触りがよいとされています(OCEANS)。チクチクしにくい素材の見分け方は、「ニットの洗い方(メンズ)」で解説しています。マフラーの素材と、首に当てる確かめ方は、「チクチクしないマフラーの選び方(メンズ)」にまとめています。
訪問先の建物に入る前は、外してバッグへ
仕事で訪問先に行くときは、マフラーを巻いたまま建物に入らないのが、基本のマナーです。Preciousの記事では、コートやマフラー、手袋は、建物に入る前に脱ぐよう案内されています。手袋のサイズや色の選び方は、「メンズの手袋の選び方」で解説しています。
- コートは、裏地が外側になるようにたたんで持ちます
- マフラーや手袋は、バッグの中にしまいます
バッグにしまっても、もこもこした素材のマフラーは、いつのまにか細かい繊維が自分の服につくことがある、とPreciousは注意しています。
通勤中の防寒と職場の服の分け方は、「冬のオフィスカジュアル(メンズ)」にあります。
ネックウォーマーは、スーツに合う?
ネックウォーマーは、かぶる形のものが多く、巻き方を覚える必要がありません。Smartlogによると、ファッション向けのものは、チェスターコートやダウンジャケットに合わせやすく、カジュアル向きです。
選ぶときは、首のサイズが合うものにします。大きすぎるとバランスが悪く見え、小さすぎると息苦しくなります。冬は、厚手でふっくらしたものが向くとされています(Smartlog)。
スーツに合わせるかどうかは、職場の雰囲気しだいです。迷う日は、マフラーのニューヨーク巻きにして、休日やダウンジャケットの日にネックウォーマーを使うと、使い分けやすくなります。
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