メンズの手袋の選び方|手のひらの周りで決めるサイズと、スマホ対応・手首・色の合わせ方

メンズの手袋の選び方を、サイズ・スマホ対応・手首の長さ・色の順にまとめました。手のひらの周り(手囲い)で測るサイズの目安、スマホ対応が反応しにくい理由、当サイトの冬のコーデ44件のうち手袋をつけた11件の色の数え方を、メーカーや環境省の資料をもとに紹介します。

同じ男性を左・中・右に並べた全身の写真。3枚とも、ネイビーのコートに、黒のインナー、チャコールグレーのパンツ、黒の革靴で、手袋の色だけが違う。左はネイビー、中はチャコールグレー、右は黒の手袋

冬に手袋を買ったら、指先が余って物をつかみにくい。スマホ対応のはずなのに画面が反応しない、コートに合わせたら色だけ浮いた。メンズの手袋で、こんな失敗をしたことはありませんか。

先に、結論です。

  • サイズは、手のひらの周り(手囲い)で選びます。メンズは、23〜24cmがM、25〜26cmがLが目安です
  • スマホ対応の手袋は、サイズが合っていないと反応しにくくなります。ぴったりのものを選び、対応する指を確かめます
  • 袖口と手袋の間に、すき間を作らないようにします。環境省は、首・手首・足首を温めるよう勧めています
  • 色は、コートに限らず、服か靴のどこか1か所と同じ色にそろえます。当サイトの冬のコーデ例では、手袋をつけた11件すべてがそうでした

サイズは手袋メーカーの案内と日本手袋工業組合の基準を、スマホ対応は丸辰の解説を、手首の温め方は環境省の資料をもとにしています。色の合わせ方は、当サイトのコーデ例の数え方をもとに、選ぶときの目安として紹介します。

手袋のサイズは、手のひらの周り(手囲い)で決める

手袋のサイズは、手のひらをぐるりと一周した長さ(手囲い)が目安です。松岡手袋とミズノのサイズ案内が、同じ測り方を説明しています。

測り方

  1. 柔らかいメジャーを用意します。なければ、紙のテープやひもで測り、あとで定規に当てて長さを読みます
  2. 手を軽く開きます。親指の第一関節とほぼ同じ高さにある、生命線の始まりのところと、小指の付け根から手首までの線の、手首から3分の1のところを結んで、手のひらを一周します
  3. 目盛りを、cmで読みます。左手か右手の、どちらかで測ります
男性の手のひらに、目盛りの線が入ったクリーム色の布のメジャーを、ぐるりと一周巻いた写真。巻いた端が重なる所を、もう一方の手の親指と人差し指でつまんでいる

メンズのサイズの目安

日本手袋工業組合の基準として、松岡手袋のサイトに載っている、メンズの表示と手囲いです。

  • SS:20cmまで
  • S:21〜22cm
  • M:23〜24cm
  • L:25〜26cm
  • LL:27cm以上

この表が載っているページは、著作権表示が2005年と古く、手袋のサイズ表示は、メーカーや商品で違います。ミズノも、測り方はサイズ選びの目安で、実際のサイズは商品のタイプや仕様で異なるとしています。表は目安にして、買う前に、商品ページのサイズ表を見ます。

松岡手袋は、手袋を選ぶときは、実際にはいた感じを確かめるよう案内しています。店で選ぶときは、次の2点を見ます。

  • 指先に、余りが出ていないか
  • 指を曲げたり、物をつかんだりしたとき、手の甲や指の付け根がつっぱらないか

写真の左は、指先が余っている手袋です。右は、指先まで手に合っている手袋です。

同じ男性の手元を左右に並べた写真。ネイビーのコートの袖口から、黒のニットの手袋が出ている。左は、指先が余って、先がたるんでいる。右は、指先まで手に合っていて、余りがない

スマホ対応の手袋が反応しにくいのは、なぜ?

スマートフォンは、指が画面に触れたときの電気的な変化を検知する方式が、広く使われています。そのため、ふつうの手袋では、指の変化が画面に伝わらず、操作できないことがあります。

スマホ対応の手袋は、指先などに、電気を通しやすい素材(導電性の素材)を使っています。丸辰の解説では、対応する指や素材、反応のしやすさは、商品によって違うとされています。

黒のニットの手袋をはめた両手で、スマートフォンを持ち、右手の人差し指で画面にふれている写真。画面には何も表示されていない。袖は、ネイビーのコートの袖口

反応しにくくなる原因には、サイズもあります。

  • 手より大きいと、指と導電糸(電気を通す糸)が密着せず、反応しないことがあります
  • 小さすぎると、導電糸が伸びきって、反応が鈍くなることがあります
  • 長く使うと、導電部分が傷んだり、手袋や画面に汚れや水分が付いたりして、反応が鈍くなります

だから、スマホ対応を選ぶときも、まず、サイズを合わせます。そのうえで、次の2つを確かめます。

  • 商品ページで、どの指が対応しているかを見ます。スマホで使う指が入っているものを選びます
  • 反応しないときは、先に、素手で画面を操作できるかを確かめます。丸辰の解説は、手袋だけを原因と決めつけず、スマートフォン側の設定も見るよう勧めています

私の体験と見解|冬の革手袋と、スマホ対応の手袋

革の手袋は、真冬になると冷たく感じます

冬に使うなら、中に、ファーなどのあたたかいものが付いたものがいいと思います。

写真の左は、内側に何も付いていない革の手袋です。右は、内側にグレーのファーが付いた革の手袋です。

黒の革の手袋を、2組並べた写真。手のひら側を上にして、内側が見えている。左の2枚は、内側に何も付いていない。右の2枚は、内側にグレーのファーが付いている

スマホを使える手袋は、本当におすすめです

そうでないと、返信するたびに、手袋を取らなければならず、面倒です。

写真の左は、手袋を外して、素手で操作しているところです。右は、手袋をはめたまま、操作しているところです。

手袋の場面を左右に並べた写真。左は、素手でスマートフォンを持って、画面にふれている。もう一方の手には、黒のニットの手袋をはめ、外したもう1枚の手袋を持っている。右は、黒のニットの手袋をはめたまま、スマートフォンの画面にふれている

ただし、厚手の手袋だと、細かい文字を打つのが大変です

文字を打つ使いやすさを選ぶなら、薄手の素材もいいと思います。

写真の左は、厚手の手袋の指先です。右は、薄手の手袋の指先です。

スマートフォンの画面にふれる、黒のニットの手袋の人差し指の先を、左右に並べた写真。左は、指先が太くて丸い、厚手の手袋。右は、指先が細い、薄手の手袋

手首は、袖口との間にすき間を作らない

環境省のウォームビズのページは、首・手首・足首の「三つの首」を温めるよう勧め、マフラー、手袋、レッグウォーマーを活用するよう案内しています。手首は、手袋と袖口のつなぎ目です。

  • いつも着るコートの袖に、手袋を重ねて、腕を上げ下げします。手首が出ないかを、鏡で見ます
  • 手袋の口が短いと、腕を上げたときに、袖口との間に肌が出ます。口がやや長いものを選びます
  • 雪の日は、ポケットに手を入れず、手袋で温めます。くわしくは「雪の日の服装(メンズ)」で解説しています

写真の左は、袖口との間に、手首の肌が出ています。右は、手袋の口が袖口の中に入り、手首が出ていません。

同じ男性の、ネイビーのコートの袖口と黒のニットの手袋を、左右に並べた写真。左は、袖口と手袋の間に、手首の肌が出ている。右は、手袋の口が袖口の中に入っていて、手首が出ていない

手袋の色は、服か靴の「どこか1か所」と同じ色にそろえる

当サイトに掲載している冬のコーデ44件のうち、手袋を使っているのは11件です(2026年10月30日時点)。

  • 手袋の色:黒が4件、グレー系が3件(グレー1件、チャコールグレー2件)、オリーブが2件、濃紺が1件、生成りが1件です
  • 同じ色がある:11件すべてで、手袋と同じ系統の色が、服や靴のどこかにあります
  • そろえた先(重なりあり):中に着るニットやインナーが6件、靴が5件、コートやジャケットが3件、パンツが3件、帽子やマフラーが2件です
  • 素材:ニット・ウール系が8件、革が1件、布のグローブが1件、素材の記載がないものが1件です

これは、一般の統計ではなく、当サイトの掲載例の数え方です。

当サイトの冬コーデの記事では、手袋は、コートの色に近いものにすると紹介しています。コーデ例を数えると、コートと同じ色にそろえたのは3件で、中に着るニットや、靴にそろえた例のほうが多くなっていました。

コートの色に近づける方法のほかに、全身の3色以内のどれかに合わせる方法もあります。色数が増えず、手袋だけが浮きにくくなります。

一番上の写真は、同じ服で、手袋の色だけを変えた例です。左はコートと同じ濃紺、中はパンツと同じチャコールグレー、右はインナーと靴と同じ黒です。

  • 濃紺のワークジャケットに、濃紺の手袋(ジャケットにそろえる)
  • チャコールグレーのパンツに、チャコールグレーの手袋(パンツにそろえる)
  • 生成りのモックネックニットに、生成りの手袋(中に着るものにそろえる)
  • 黒のマフラーと靴に、黒の手袋(小物と靴にそろえる)

色の考え方は、「コートに合うマフラーの色(メンズ)」と同じです。ニット帽の色も、同じ考え方で選べます。くわしくは「ニット帽が似合わない(メンズ)」で解説しています。

仕事の訪問先では、建物に入る前に外して、鞄にしまう

ビジネスマナーを解説するPrecious.jpの記事(マナー講師の監修。女性向けの話題も含まれています)では、取引先などを訪問するとき、コートやマフラー、手袋などは、建物に入る前に脱ぎ、鞄にしまうよう案内されています。

洗うときは、洗濯表示を見てから

  • 洗い方は、手袋のタグの洗濯表示と、商品の取扱方法に従います。記号の読み方は「洗濯表示の読み方」で解説しています
  • スマホ対応の手袋は、洗い方の間違いが、反応が鈍くなる原因になることがあると、丸辰の解説で紹介されています
  • ニットの手袋は、「ニットの洗い方(メンズ)」の考え方も参考になります

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参考資料

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