冬に手袋を買ったら、指先が余って物をつかみにくい。スマホ対応のはずなのに画面が反応しない、コートに合わせたら色だけ浮いた。メンズの手袋で、こんな失敗をしたことはありませんか。
先に、結論です。
- サイズは、手のひらの周り(手囲い)で選びます。メンズは、23〜24cmがM、25〜26cmがLが目安です
- スマホ対応の手袋は、サイズが合っていないと反応しにくくなります。ぴったりのものを選び、対応する指を確かめます
- 袖口と手袋の間に、すき間を作らないようにします。環境省は、首・手首・足首を温めるよう勧めています
- 色は、コートに限らず、服か靴のどこか1か所と同じ色にそろえます。当サイトの冬のコーデ例では、手袋をつけた11件すべてがそうでした
サイズは手袋メーカーの案内と日本手袋工業組合の基準を、スマホ対応は丸辰の解説を、手首の温め方は環境省の資料をもとにしています。色の合わせ方は、当サイトのコーデ例の数え方をもとに、選ぶときの目安として紹介します。
手袋のサイズは、手のひらの周り(手囲い)で決める
手袋のサイズは、手のひらをぐるりと一周した長さ(手囲い)が目安です。松岡手袋とミズノのサイズ案内が、同じ測り方を説明しています。
測り方
- 柔らかいメジャーを用意します。なければ、紙のテープやひもで測り、あとで定規に当てて長さを読みます
- 手を軽く開きます。親指の第一関節とほぼ同じ高さにある、生命線の始まりのところと、小指の付け根から手首までの線の、手首から3分の1のところを結んで、手のひらを一周します
- 目盛りを、cmで読みます。左手か右手の、どちらかで測ります

メンズのサイズの目安
日本手袋工業組合の基準として、松岡手袋のサイトに載っている、メンズの表示と手囲いです。
- SS:20cmまで
- S:21〜22cm
- M:23〜24cm
- L:25〜26cm
- LL:27cm以上
この表が載っているページは、著作権表示が2005年と古く、手袋のサイズ表示は、メーカーや商品で違います。ミズノも、測り方はサイズ選びの目安で、実際のサイズは商品のタイプや仕様で異なるとしています。表は目安にして、買う前に、商品ページのサイズ表を見ます。
松岡手袋は、手袋を選ぶときは、実際にはいた感じを確かめるよう案内しています。店で選ぶときは、次の2点を見ます。
- 指先に、余りが出ていないか
- 指を曲げたり、物をつかんだりしたとき、手の甲や指の付け根がつっぱらないか
写真の左は、指先が余っている手袋です。右は、指先まで手に合っている手袋です。

スマホ対応の手袋が反応しにくいのは、なぜ?
スマートフォンは、指が画面に触れたときの電気的な変化を検知する方式が、広く使われています。そのため、ふつうの手袋では、指の変化が画面に伝わらず、操作できないことがあります。
スマホ対応の手袋は、指先などに、電気を通しやすい素材(導電性の素材)を使っています。丸辰の解説では、対応する指や素材、反応のしやすさは、商品によって違うとされています。

反応しにくくなる原因には、サイズもあります。
- 手より大きいと、指と導電糸(電気を通す糸)が密着せず、反応しないことがあります
- 小さすぎると、導電糸が伸びきって、反応が鈍くなることがあります
- 長く使うと、導電部分が傷んだり、手袋や画面に汚れや水分が付いたりして、反応が鈍くなります
だから、スマホ対応を選ぶときも、まず、サイズを合わせます。そのうえで、次の2つを確かめます。
- 商品ページで、どの指が対応しているかを見ます。スマホで使う指が入っているものを選びます
- 反応しないときは、先に、素手で画面を操作できるかを確かめます。丸辰の解説は、手袋だけを原因と決めつけず、スマートフォン側の設定も見るよう勧めています
私の体験と見解|冬の革手袋と、スマホ対応の手袋
革の手袋は、真冬になると冷たく感じます
冬に使うなら、中に、ファーなどのあたたかいものが付いたものがいいと思います。
写真の左は、内側に何も付いていない革の手袋です。右は、内側にグレーのファーが付いた革の手袋です。

スマホを使える手袋は、本当におすすめです
そうでないと、返信するたびに、手袋を取らなければならず、面倒です。
写真の左は、手袋を外して、素手で操作しているところです。右は、手袋をはめたまま、操作しているところです。

ただし、厚手の手袋だと、細かい文字を打つのが大変です
文字を打つ使いやすさを選ぶなら、薄手の素材もいいと思います。
写真の左は、厚手の手袋の指先です。右は、薄手の手袋の指先です。

手首は、袖口との間にすき間を作らない
環境省のウォームビズのページは、首・手首・足首の「三つの首」を温めるよう勧め、マフラー、手袋、レッグウォーマーを活用するよう案内しています。手首は、手袋と袖口のつなぎ目です。
- いつも着るコートの袖に、手袋を重ねて、腕を上げ下げします。手首が出ないかを、鏡で見ます
- 手袋の口が短いと、腕を上げたときに、袖口との間に肌が出ます。口がやや長いものを選びます
- 雪の日は、ポケットに手を入れず、手袋で温めます。くわしくは「雪の日の服装(メンズ)」で解説しています
写真の左は、袖口との間に、手首の肌が出ています。右は、手袋の口が袖口の中に入り、手首が出ていません。

手袋の色は、服か靴の「どこか1か所」と同じ色にそろえる
当サイトに掲載している冬のコーデ44件のうち、手袋を使っているのは11件です(2026年10月30日時点)。
- 手袋の色:黒が4件、グレー系が3件(グレー1件、チャコールグレー2件)、オリーブが2件、濃紺が1件、生成りが1件です
- 同じ色がある:11件すべてで、手袋と同じ系統の色が、服や靴のどこかにあります
- そろえた先(重なりあり):中に着るニットやインナーが6件、靴が5件、コートやジャケットが3件、パンツが3件、帽子やマフラーが2件です
- 素材:ニット・ウール系が8件、革が1件、布のグローブが1件、素材の記載がないものが1件です
これは、一般の統計ではなく、当サイトの掲載例の数え方です。
当サイトの冬コーデの記事では、手袋は、コートの色に近いものにすると紹介しています。コーデ例を数えると、コートと同じ色にそろえたのは3件で、中に着るニットや、靴にそろえた例のほうが多くなっていました。
コートの色に近づける方法のほかに、全身の3色以内のどれかに合わせる方法もあります。色数が増えず、手袋だけが浮きにくくなります。
一番上の写真は、同じ服で、手袋の色だけを変えた例です。左はコートと同じ濃紺、中はパンツと同じチャコールグレー、右はインナーと靴と同じ黒です。
- 濃紺のワークジャケットに、濃紺の手袋(ジャケットにそろえる)
- チャコールグレーのパンツに、チャコールグレーの手袋(パンツにそろえる)
- 生成りのモックネックニットに、生成りの手袋(中に着るものにそろえる)
- 黒のマフラーと靴に、黒の手袋(小物と靴にそろえる)
色の考え方は、「コートに合うマフラーの色(メンズ)」と同じです。ニット帽の色も、同じ考え方で選べます。くわしくは「ニット帽が似合わない(メンズ)」で解説しています。
仕事の訪問先では、建物に入る前に外して、鞄にしまう
ビジネスマナーを解説するPrecious.jpの記事(マナー講師の監修。女性向けの話題も含まれています)では、取引先などを訪問するとき、コートやマフラー、手袋などは、建物に入る前に脱ぎ、鞄にしまうよう案内されています。
- 手袋は、建物に入る前に外して、鞄の中にしまいます
- 鞄の中に、手袋を入れる場所を決めておくと、慌てません
- 通勤の着こなしは「冬のオフィスカジュアル(メンズ)」で紹介しています
- マフラーのしまい方は「メンズのマフラーの巻き方」で解説しています
洗うときは、洗濯表示を見てから
- 洗い方は、手袋のタグの洗濯表示と、商品の取扱方法に従います。記号の読み方は「洗濯表示の読み方」で解説しています
- スマホ対応の手袋は、洗い方の間違いが、反応が鈍くなる原因になることがあると、丸辰の解説で紹介されています
- ニットの手袋は、「ニットの洗い方(メンズ)」の考え方も参考になります
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- マフラーの巻き方は「メンズのマフラーの巻き方」
- 雪や凍結の日の備えは「雪の日の服装(メンズ)」
- カイロの安全な使い方は「カイロの貼る場所(男性)」
- 外側のアウターは「冬のアウターの選び方」
- 冬の肌着の選び方は「男性の冬のインナーの選び方」
- 40代・50代の服選び全体は「40代・50代メンズのファッション」
- コーデの例は、NOT MODELで季節「冬」に絞ると探せます。手袋をつけた着こなしを、参考にしてください








