ニット帽をかぶったら、鏡の中の自分がしっくりこない。浅くしても深くしても、似合っている気がしない。メンズのニット帽で、こんな経験はありませんか。
先に、結論です。
- 見直す点は、サイズ・かぶる深さ・色の3つです。顔や頭の形は変えられませんが、この3つは選び直せます
- サイズは、頭囲を測ってから選びます。ニット帽は伸びるので、サイズ表の数字だけで決めず、かぶって確かめます
- かぶる深さは、顔の形で目安が変わると言われています。よく挙げられるのは、面長なら深め、丸顔なら浅めという考え方です
- 色は、服か靴のどこかと同じ色にそろえます。当サイトのコーデ例では、ニット帽をかぶった8件のうち7件が、そうでした
サイズはメーカーの公式案内を、かぶり方は雑誌やメディアの記事の目安を、色は当サイトのコーデ例の数え方をもとに、選ぶときの目安として紹介します。
ニット帽が似合わないとき、最初に見るのはサイズ
頭囲の測り方
ナイキの案内(2024年4月更新)では、帽子のサイズは頭囲で決めます。測り方は、次のとおりです。
- 柔らかいメジャーを、額の高さ(眉の約2.5cm上)に当てて、頭を一周させます
- 正確に測るには、メジャーを、耳の少し上と、後頭部の小さな出っ張りのすぐ下に通します
- メジャーがなければ、ひもで一周して、ひもの長さを定規で測ります
測った長さ(cm)が、頭囲です。
写真は、額の高さにメジャーを当てて、頭を一周させているところです。

ニット帽のサイズ表示は、モデルで違う
ニューエラの案内では、ニットキャップのサイズはモデルによって違います。表示は平置きにした幅で、その2倍が、おおよその頭まわりの目安です。ニット素材は伸びるため、実際のフィット感は、素材やモデルでも変わります。
ナイキは、ワンサイズの帽子を、頭囲54〜61cmの人に合うものとして案内しています。ビーニーは伸びやすいものが多く、幅広い頭囲に合うとも説明しています。
そのため、サイズ表示は目安にして、次の2点を確かめます。
- 商品ページの数字が、「平置きの幅」か「頭まわり」か
- 測った頭囲が、商品の対応する範囲に入っているか
店でかぶるときは、次の3点を見ます。
- かぶって首を左右に振っても、ずれないか
- 額やこめかみが、きつく締まらないか
- 耳や額をどこまで覆うかが、かぶる前に決めた深さになっているか
なお、日本では、折り返しのないものを「ビーニー」、ニットでできた帽子全体を「ニット帽」と分けることが多いと、BE-PALの記事で説明されています。この記事では、どちらも「ニット帽」と書きます。
かぶり方は、顔の形で変わると言われている|面長は深め、丸顔は浅め
浅くかぶるか、深くかぶるかで、ニット帽の印象は大きく変わります。OCEANSの記事(2023年)では、次のように説明されています。
- 浅くかぶる:明るく、清潔感のある印象になります。年齢を重ねて清潔感を出したいときにも、浅めがすすめられています
- 深くかぶる:武骨で男らしい印象になることが多いとされています。額や眉まで覆うと、表情が読み取りにくくなります
顔の形ごとの目安は、OCEANSとBE-PAL(2024年)の両方が、同じ方向で書いているものを紹介します。
- 面長:深めにかぶって、額を隠します。耳がやや隠れる程度が目安です。浅くかぶって帽子の高さが出ると、縦長が目立つとされています。ポンポンなど、縦に飾りのあるものは避けると、すっきり見えます
- 丸顔:浅めにかぶって、額を少し出します。トップに高さの出る形が、縦のラインを作るとされています
三角顔や四角顔は、記事によって勧め方が分かれています。迷うときは、鏡の前で深さを3段階に変えて、見比べます。
- 浅め:耳が出る深さ
- 中間:額を半分ほど隠す深さ
- 深め:額を覆って、耳がやや隠れる深さ
写真は、同じニット帽を、左から、浅め、中間、深めにかぶったところです。

前髪は、少しだけ出すと、マイルドな印象になるとされています。出しすぎると帽子が浮くので、ほどよく出します。
40代・50代の服選びの基準は「40代・50代メンズのファッション」で、若作りに見えないための考え方は「おじさん見えを避ける服装のコツ」で解説しています。
色は、服か靴のどこかと同じ色にそろえる
ニット帽は、顔のすぐ近くにあります。服や靴と同じ色にすると、帽子だけが浮きにくくなります。
当サイトに掲載しているコーデ223件のうち、ニット帽をかぶっているのは8件です(2026年10月31日時点)。季節は、冬が4件(冬のコーデ44件のうち)、秋が4件です。
- 帽子の色:ネイビーが2件、黒・チャコール・オリーブ・オートミール・ダークブラウン・オレンジが1件ずつです
- 同じ色がある:8件のうち7件で、帽子と同じ色が、服や靴のどこかにあります
- そろえた先:パンツが2件、中に着るスウェットやニットが3件、アウターが1件、靴が1件です
- 残りの1件:オレンジのビーニーを、差し色としてその1点だけに使った例です
これは、一般の統計ではなく、当サイトの掲載例の数え方です。
コートの色に近づける方法は「雪の日の服装(メンズ)」で紹介しています。コーデ例を数えると、アウターにそろえたのは1件で、パンツや中に着るものにそろえた例のほうが多くなっていました。
そろえ方の例です。いずれも、当サイトのコーデ例にある組み合わせです。
- オリーブのカバーオールに、オリーブのニット帽(アウターにそろえる)
- ネイビーのスウェットに、ネイビーのニット帽(中に着るものにそろえる)
- チャコールのパンツに、チャコールのビーニー(パンツにそろえる)
- 黒のブーツに、黒のニット帽(靴にそろえる)
色の考え方は、「コートに合うマフラーの色(メンズ)」や「メンズの手袋の選び方」と同じです。
私の体験と見解|頭が大きい私の、ニット帽の選び方
普通サイズだと締め付けが痛いので、やや大きめを選びます
私は、頭が大きい方です。ニット帽は、普通サイズを選ぶと締め付けが痛いので、やや大きめのものを選ぶようにしています。
写真の左は、普通サイズのニット帽です。頭にぴったり沿っています。右は、やや大きめのニット帽で、生地にゆとりがあります。

明るい色のニット帽は、服装に合わせるのが難しかったです
私は、明るい色のニット帽は、服装に合わせるのが難しいと感じました。服か靴と同じ色にそろえる考え方は、前の節で紹介したとおりです。
一番上の写真の左は、明るい黄色のニット帽を、ネイビーのコートに合わせた例です。右は、コートと同じネイビーのニット帽です。
頭を締め付けないよう、時々外す時間を作っています
私は、頭を締め付けたままにすると、頭皮の環境によくないと考えています。そのため、時々、意図的に外している時間を作っています。
写真は、ニット帽を外して、テーブルの上に置いたところです。

ニット帽がチクチクするときと、洗うとき
- 額に当たってチクチクするときは、素材の見方と、買うときの確かめ方が、「ニットの洗い方(メンズ)」の参考になります(マフラーの素材は「チクチクしないマフラーの選び方(メンズ)」で解説しています)
- 洗い方は、帽子のタグの洗濯表示に従います。記号の読み方は「洗濯表示の読み方」で解説しています
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- マフラーの巻き方は「メンズのマフラーの巻き方」
- 雪や凍結の日の備えは「雪の日の服装(メンズ)」
- 外側のアウターは「冬のアウターの選び方」
- コーデの例は、NOT MODELで季節「冬」に絞ると探せます。ニット帽をかぶった着こなしを、参考にしてください







