コートを着ると大きく見える。ダウンを着ると、さらに膨らんで見える。ぽっちゃり体型の男性が冬のアウターを選ぶとき、こんな不安を感じたことはありませんか。
この記事では、当サイトに掲載している、ぽっちゃり体型の男性の冬のコーデ23件の「アウター」の記載を数えました。あわせて、私の体験も書いています。数え方は公式の基準ではないので、選ぶときの目安として使ってください。
一番上の写真は、同じ男性が前を開けて着た上半身です。左は、ヒップが隠れる丈のネイビーのダウンジャケット、右は、膝より少し上の丈のチャコールグレーのウールのコートです。
先に、結論です。
- 前は開けて着る例が、23件中18件でした。閉じて着たのは1件です
- 丈は、種類で決まる面が大きいです。腰まわりの丈は短めのコートやブルゾン、膝上は縦に長いコートやダウンでした
- 色は、無難な色を軸にすると、常用しやすいです。派手な色は、組み合わせが難しくなります(私の体験)
- サイズは、肩を合わせたまま、身幅に少しゆとりを持たせます。私は、少し大きめもおすすめだと感じています
- 襟や飾りに、合皮(合成皮革)が使われていないかも、買う前に見ます。数年で傷むことがあります
当サイトの冬コーデ23件では、アウターをどう着ている?
当サイトの、体型「ぽっちゃり」・季節「冬」のコーデは23件あります。年代は、20代が7件、30代が3件、40代が7件、50代が6件です。コーデに載せているアウターの記載を、私が読んで数えました(2026年11月時点)。
アウターの種類
- ウールなどのコート:10件(ピーコート3件、チェスターコート2件、ダッフルコート、ステンカラーコートなど)
- ダウン・中綿・キルティング:6件(ダウンジャケットは2件)
- ジャケット・ブルゾン・カーディガンなど:7件
アウターの丈
| 丈 | 件数 | 主な種類 |
|---|---|---|
| 腰まわり | 9件 | 短丈のピーコート、ブルゾン、シャツジャケット、ダッフルコート |
| ヒップの前後 | 7件 | ウールのコート、ダウンジャケット、中綿のパーカ、ジャケット |
| ももの中ほど | 3件 | ハーフコート、シングルコート、チェスターコート |
| 膝上 | 4件 | チェスターコート、ステンカラーコート、ダウン、キルティングのロングコート |
前の開け方
- 開けて着る:18件
- 閉じて着る:1件(短丈のピーコート)
- 記載なし:4件
腰まわりの丈が多いのは、ブルゾンやピーコートなど、もともと丈が短い種類が多いためです。ただ、短い丈でも、9件のうち8件は前を開けて着ていました。
丈は、どう選ぶ?
丈は、種類とセットで考えます。当サイトの例では、次のようになっています。
- 膝上丈のコート:前を開けると、インナーまで縦のラインが続きます。基準は「冬のアウターの選び方」にまとめています
- ヒップの前後の丈:ウールのコートやダウンジャケット、中綿のパーカなどです
- 腰まわりの短い丈:ピーコートやブルゾンなど、もともと丈が短い種類です。肩を合わせて、前を開けて着る例がほとんどでした
当サイトのコーデの記載では、肩に触れているものが23件中15件ありました。丈が長くても短くても、肩を合わせることは同じです。ゆとりは、身幅で持たせます。
前は、開けて着る?閉じて着る?
当サイトの例は、ほとんどが前を開けて着ていました。コーデの記載には、「前を開けて縦のラインを見せる」という書き方もあります。
閉じて着るなら、ボタンやジッパーを閉めて試着し、お腹まわりに横向きのシワが出ないかを見ます。引っ張られる感じがあれば、身幅が足りない目安です。
写真の左は、前のボタンを開けて着たコート、右は、同じコートの前のボタンを留めて着た姿です。右は、お腹まわりのボタンのまわりに、横向きのシワが出ています。

ダウンは、どう選ぶ?
ダウンの素材ごとの違いや、タグの数値の見方は、「冬のアウターの素材(メンズ)」で解説しています。
当サイトの、ぽっちゃり体型のダウンの例は、次の2つです。
- 中綿が控えめで、幅広のキルトのマットなナイロンのダウン:ヒップを覆う丈で、前を開けて着る(LOOK 120)
- 縫い目が目立ちにくいシームレスのダウン:膝上丈で、肩やお腹まわりに無理のないゆとりがあるもの(LOOK 024)
どちらも、縫い目やキルトの線が目立ちにくいタイプです。中綿の入ったアウターを選ぶときは、縫い目やキルトの幅も、見てみてください。
色は、何色から選ぶ?
当サイトの23件のアウターを色で分けると、紺・藍が7件、チャコールグレーが4件、黒が2件で、この3つで13件、半数を超えました。残りは、緑系5件、ベージュ系(キャメル・グレージュ)2件、ワイン色とぶどう色が2件、ブラウン1件です。
派手な色は、常用しているのは無難な色(私の体験)
派手な色のコートは、一見、かっこよく感じやすいです。でも、私の体験では、組み合わせが難しくなり、結局、常用しているのは無難な色や柄のものです。
濃い色のアウターの首元に、明るい色を足す方法は、「冬のアウターの選び方」で紹介しています。
犬や猫を飼っているなら、濃い色は毛が目立つ(私の体験)
犬や猫を飼っていると、濃い色のコートは毛が目立ちやすくなります。私は、粘着クリーナー(コロコロ)が必須です。
写真の左は、ネイビーのコートの袖に、白っぽい毛が付いた様子です。右は、同じ袖に、粘着クリーナーをかけているところです。

ガムテープは、粘着が強すぎて、生地を傷めました。コートの普段の手入れは、「コート・ダウンの手入れ方法」を参考にしてください。
サイズは、少し大きめもおすすめ(私の体験)
男性は、体が大きくなりやすいので、私は、少し大きめのサイズもおすすめだと、心なしか感じています。
- 肩は、合わせたままにする:肩が落ちるほどの大きさは、だらしなく見えます
- 身幅に、ゆとりを持たせる:試着では、普段着る厚手のニットを着て確かめます
- 男性の体型の変わり方と、ゆとりの考え方は、「ぽっちゃりメンズのスーツ選び」にも書きました
肩や袖丈の測り方は、「冬のアウターの選び方」にあります。
首まわりの合皮は、数年で傷むことがある(私の体験)
以前、首まわりなどの部品に合皮(合成皮革)が使われているコートがありました。加水分解して、数年でボロボロになりました。
写真の左は、襟の内側に付いた茶色の部品が、なめらかな状態です。右は、同じ部品の表面が、ひび割れて、はがれた状態です。

全国クリーニング生活衛生同業組合連合会(2021年)の案内では、ポリウレタン樹脂をコーティングした合成皮革(合皮)について、次のように説明されています。
- 空気中の水分による加水分解などで、通常2〜3年で劣化する
- クリーニング事故賠償基準では、合成皮革(ポリウレタン樹脂)の外衣の平均使用年数を3年としている
- 劣化は避けられず、抜本的な防止策はない
- クリーニング店向けの注意として、汚れが付きやすく、摩擦を受けやすい襟まわり、袖口、裾まわりなどに異常がないかを確かめる、とも書かれている
襟やタブ、パッチなどに、合皮が使われていないかは、商品ページの写真や説明で見ます。素材表示だけでは分からないこともあるので、店で触って確かめたり、店員さんに聞いたりします。
部品が合皮でも、避けるべきという意味ではありません。数年で傷むことがあると知ったうえで選びます。
試着で、確認すること
- 普段着る厚手のニットを着て、肩の縫い目が肩の端に乗っているか
- 腕を前に出して、肩や背中が突っ張らないか
- 前を閉じたとき、お腹まわりに横のシワが出ないか
- 襟や袖口、飾りに、合皮(合成皮革)が使われていないか
- 濃い色なら、毛やほこりをクリーナーで取る手間が、続けられるか
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- ぽっちゃり体型の冬の全身の組み立ては「ぽっちゃりメンズの冬コーデ」
- ウール・ダウンなど素材の違いは「冬のアウターの素材(メンズ)」
- コート・ダウンの手入れは「コート・ダウンの手入れ方法」
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